僕が何を描いたって
君らの想像通りさ
夢や希望を唄ったって
何処かの誰かと被るよ

夜を消し去ってくれ
高速回転 白々しく啼け
三日月から零れた音楽と
不安を歪ませ 叫べ

白い手に掴まれちゃって
世界が面倒臭くなる
首から上は泣きじゃくっても
心だけは融けぬまま

「貴方だけは違うはず」なんて
信じたり 信じられて
裏切ったり 裏切られて
ヒトの世は 巡り 廻る


苦しくって 未だ醒めぬ夜空に
幾億の祈りを ねじ込んだ
最初で最後になる様な 言葉を 傷痕を


本当は悲しいよ
苦しいよ 淋しいよ
痛いよって 泣いている
君と僕は いつもそうだ

だけど カッターを握り締めた
右手に 誰にも負けぬ威勢を刻みつけろ


苦しくって 未だ醒めぬ夜空に
幾億の祈りを ねじ込んだ
最初で最後になる様な言葉を

傷痕を浸けた 左手には今までの別れを
握り締めた 右手にちっぽけな勇気を
集めて走り出そう

「がむしゃらに。」

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