時の色

時の色　褪せていくの　笑い合えた日々もほら
愛した君の顔さえ　擦れて見えなくなった
温もりと声の色と　巡る記憶の欠片が
不確かな僕の鼓動を　支えている

初めて話したことを
曇りのないその笑顔を
限られた時の中で　見つけたもの

緑を失くした木の葉はやがて落ちてゆく
土に還ることも知らずに

時の色　褪せていくの　笑い合えた日々もほら
愛した君の顔さえ　擦れて見えなくなった
温もりと声の色と　巡る記憶の欠片が
不確かな僕の鼓動を　支えている
忘れないで…

移りゆく季節　見つめ
重ねた時の色　集め
立ち止まる岐路の中で　並べていた

好きだったセピアのフレームに入れておくから
また笑顔で会える時まで

今もここにいるだけで　君が隣にいるようで
だけど　涙と想いを　預けて　歩き出すから
震える手で　僕の背を　押してくれた　君を　あぁ
どんな時も　何よりも　愛していた

今もここにいるだけで　君が隣にいるようで
だけど　涙と想いを　預けて　歩き出すから
震える手で　僕の背を　押してくれた　君を　あぁ
どんな時も　何よりも　愛したこと
忘れないで…