この世の何処かに きっと涯てはあり
漂う者たちの 帰りを待つ
窓の貝殻 返事を待って
辺りは午後になっていく

昼間の稲光よ 僕を貫いていいよ
次の海岸通りの後の
道で抱き合っていよう

この世の何処かに ある風の終わり
夏の回廊は 太陽の真下
辺りは午後になっていく

昼間の稲光よ 焼き尽くす終わりよ
誰もいない大通りと空と僕を震わせてくれ

昼間の稲光よ 焼き尽くす終わりよ
誰もいない大通りと空と僕を震わせてくれ

真夏の彗星のような 昼間の稲光よ
次の海岸通りで僕を
きっと撃ち抜いてくれ
きっと撃ち抜いてくれ
きっと撃ち抜いてくれ


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