君と出逢わなかったら今 僕はこの世界の 何処に立ってたんだろう
名も無き僕の 小さな城は あぁすぐ吸い込まれて

オモチャのピストルを持ってた 君に気付いてたよ
少し寄り道したいだけだったと
真夏の星空みたいに はみ出した未来図も きっと永遠の幻

遠かった感情 あの日の残像 まだ僕は君がくれた船に乗ってる途中だよ
飛べなかった 渡り鳥は その羽を広げた夢 見続けていたいだけだよ

例えば僕が居なくて今 君はこの世界で 何をしてるんだろう
知らない街で 愛を誓って 明日を輝かせる

たまには手紙を書くから 嘘と分かってるよ
それも言わなくなりそうだったから
ヒラヒラ舞い落ちてきて 眠りにつく花びら 君を見失った季節

見上げた月光 眩しすぎて また目をそらしていたよ 流れる夜の真ん中で
泣き虫だった キリギリスは その涙を隠してる 僕と似た君と同じで

揺れていた いつかのパステルと 触れていた 君の鼓動と声に

遠かった感情 あの日の残像 まだ僕は君がくれた船に乗ってる途中だよ
飛べなかった 渡り鳥は その羽を広げた夢 見続けていたいだけだよ
ずっと見続けていたいだけだよ

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