流れ 流れてく
辿る 淡い森の中
かすむ うすれてく
身体だけを眺めていた

種は はるか土の中
赤い 血を飲み干して
誰も 誰もいない場所に
鮮やかなものもある

きっとすべてが まざるまで
いつか すべてが とけるまで
花いづる森は いまは目を閉じて
眠り続けてる

忘れ 忘れていく
記憶もなく 黄昏がとってかわり
かすむ うすれていく
身体だけが そこにあった

きっとすべてがまざるまで
いつか すべてが かえるまで
花いづるは いまは目を閉じて
眠り続けてる

なにか きっと言葉を話している
天使かなにかが
言葉を話している 静かな時は
君の後ろ姿を 思い出しながら
何も言わず 目を閉じ
眠り続けたい

目を閉じて
目を閉じて
目を閉じて


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