もうこの場面は何度となく見てきた
あなたは醒めない悪夢の続きで
狂ってしまった人形みたいに
同じ言葉を繰り返した

言われたとおりに演じていれば
すり減るだけで死にはしないと
底から広がって蝕んでいって
いずれは確実に息を止めるもの

仮面の下で廻る舞台の上で僕だけが上手に踊れない
「オカシイのは差し出さないやつだ」と
その代償を心だと言うのならば
早く殺して

なんだったら最初から間違いだったと
そんな乱暴にしたいわけじゃない
いっそ時間に置き去られたまま
忘れられたほうが幸せだ

形を変えずただそこにあって
触らなければ傷もつかない
見たくないものを遠ざけたところで
どうしたって無かったことにはならない

許されたいものが許されるところへ行った
それ以上もそれ以下もない
人知れない真ん中に脆さがあって
その代償が仮面だと言うのならば
誰を責められる

近づくほどに遠い距離 消えては浮かぶ幻
姿の見えないものをあてもなく探すよう
あなたは確かにここにいた
立ち止まる僕のことを誰も責められはしない

仮面の下で廻る舞台の上で僕だけが上手に生きれない
「オカシイのは差し出さないやつだ」と
同じ言葉を繰り返した
もう何もない 僕にも何もないんだ
その代償を心だと言うのならば
早く殺してよ


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