時間が止まった 悪いジョークでしょ
如何して黙り込んでるの 嘘だと言って…

なぜこんなにもやりきれなくて 行き場をなくしてしまった
イメージの中 感情バイアス 現実 受け入れられなくて

部屋の片隅にはあの日と同じ朝が来るから
そっとドアを閉めた
何もかも終わってしまえばいいのなんて
その背中を見送った

肯ける訳ないわ そんなありふれたフレイズ
思い出になるまであとどれくらい?

ねえお願いよ 最初で最後 莫迦な女と云わないで
ダメージ受けて 崩れるバランス 回路は狂い始めていた

最終電車には乗れなくていいから
奇跡でもいいのあなたとなら
全て失ってもこのままでいたいから
その背中爪を立てた

でもそれならば仕方ないねと言うとでも思っていたの?
不条理ばかり いまさらそんな言い訳聞きたくはなかった

目が眩む空は広く茜色のキャンバスに
何度でも繰り返すように流れるエンドロール

いつかの約束も叶えられないままで過ぎてゆく
季節の中ひとり
望まない明日と移ろいやすい心
その背中思い出した

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