約束したね。
「いつまでもいつまでも二人で肩を並べて笑っていよう」
って言ったよね。
ねぇ、言ったよね?
私は泣いた。
捨て猫みたいにただ泣いてた。
床に散らばる思い出、かき集めて数えて…また泣いた。
にじんで見えなくなりそうなボロボロの写真を見つめる。
〔二人で過ごした誕生日〕
その笑顔が悲しい。
あなたの事を忘れたくて、思い出一つ燃やしました。
もう要らないよ、もう要らないよ…。全てがぼやけて見えません。
私はあなたが好きだけど、恐くて恐くてたまらない。
思い出なんて、思い出なんて、あなたがいなけりゃゴミだから。
憶えてますか?
あなたと初めて手を繋いだ公園の前、
立ち止まる私の目に涙溢れだす。
机の上のアルバムの最後のページに書かれた
「いつまでも」っていう言葉がただ寂しく残った。
あなたの事を忘れたくて、思い出一つ燃やしました。
もう要らないよ、もう要らないよ…。全てがぼやけて見えません。
私はあなたが好きだけど、恐くて恐くてたまらない。
思い出なんて、思い出なんて、あなたがいなけりゃゴミだから。
だけど私は気付きました。
忘れるなんて出来やしない。
素直になればいいのでしょうか?
我慢すればいいのでしょうか?
弱くて弱くて弱すぎて、最後の写真が燃やせない。
膝を抱えたまま震えながら、「無力ね…。」私は呟いた。
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