2013-01-20
【ザ・クロマニヨンズ】このタイトルが書いてあると観たくならないですか?

7枚目となるアルバム『YETI vs CROMAGNON』をリリース。シングル「突撃ロック」「炎」を含む全12曲が一気に駆け抜ける本作を持って、2月20日からはツアーもスタート。格闘技めいたタイトルが意味するものとは?
【何かを作り上げている感じはしない 僕らがやってる感じを録れば作品になる】
──「黄金時代」もそうだし、「ヘッドバンガー」とか、冒頭からガツンとくる曲が多いですね?
甲本「あんまりもったいぶった曲はないですね。」
──そう言えば、「ホッテンダー」も「チェリーとラバーソール」も印象的なギターソロが入っていますけど、ギターソロを入れる入れないは、やっていくうちに決まっていくのですか?
真島「うん。バンドでやってみて、何かここはギターソロがあったほうがいいよねとか。それも何となくです。自然な流れというか。ここは8小節ぐらいギターソロがあったほうがいいんじゃない?って、成り行きで決まるんです、全てが。」
──成り行きって、いいですね。その時の空気を重視しているというか、臨機応変に変化する余地があって。
甲本「うん。何かを作り上げている感じはしないですね。ただ、やってる感じ。で、それを誰かがマイクとテープレコーダーで録れば作品になるわけで。僕らはやってる感じですね。」
──だから、自然な感じなんでしょうね。無理もないし、余計なものもない。本当に芯が見えている。
甲本「本当のレコードですね、記録。」
──レコーディング現場はどうでした? いつものようにすごいスピードで終わって?
甲本「普通ですよ。3分間の曲は3分間かかりますよ(笑)。」
──終わるのがもったいないから、作業を伸ばしたり?
甲本「毎回そうですね。普通にやってるとすぐ終わっちゃうんですよ。だから、休憩いっぱい入れたり、まだ明るいうちに晩飯食いに行ったり、いろんな技を使って。」
──晩飯と言えば、今回、盛り上がった晩ご飯はありました?
甲本「カレーかな。前回のスタジオの近くのカレー屋さんがなくなったんですよ。それが理由じゃないですけど、今回作業しているスタジオから行けるところを何軒かを巡りました。」
──ヒットしたお店は?
甲本「あるんですけど、同じ店なのに日によって当たり外れがあって(笑)。人から聞いた話ですけど、インドカレー屋さんは仕込みをしないって。だから、毎日味が違う。シフトで早番の人が作ったカレーと遅番の人が作るカレーは味が違うんです。」
──普通、カレーは作り置きしておくものだと思ってました。
甲本「インドの地方によるかもしれないけど、多くのインドカレー屋は仕込まないって。チェーン店は別だけど。で、煮込まない。」
──注文ごとに作る?
甲本「ナンもそうだよね。ちゃんとタンドールで、こねたナンをその都度焼き上げるじゃないですか。」
──その焼き方も、人それぞれとか?
甲本「そう。“あいつの焼いたナンがいい!”っていう店員がいて。あと、タンドールの時間帯。釜がいい感じの熱になっている時にあいつが出会うとすごいんだよ! 真空管アンプみたいなもの(笑)。」
──真空管が温まるのを待ってアンプの音を出すと。
甲本「そう。それも深夜帯が良かったりね。そんな感じです。」
──飽きないですね。
甲本「飽きない。そういうものって飽きないね。いつも90点のモノより、50点と150点の間を行ったり来たりしているもののほうが飽きないですね。」
真島「あと、そこのカレー屋さんはフロアに女の人がいると、テーブルにナプキンが人数分、置いてある。いないと置かない。ナプキンくださいって言わないと出てこない。インド人のおじさんにいろいろ言わないと何も出てこないんです。でも、水だけはまめに注いでくれる。人それぞれ、気にするところが違うから、それはそれでいいんじゃないですか。」
──今回はインドカレーでレコーディングを乗り切れたわけですね?
真島「スパイス・パワーですよ。」
甲本「続けて食っても飽きないもんね。」
──では、レコーディングで印象に残っていることというと?
真島「あっと言う間に終わっちゃうからね、あまり印象に残るっていうこともないんですよ。途中でつかえたり、煮詰まってみんなで悩んだりとか、そういうのはなくて。壁を乗り越えてとか、何もないんですよ。シュッと終わっちゃうから(笑)。今回も楽しかったねっていう、その“何となく楽しかった”っていうものだけが残ってるんですよ、毎回。」
甲本「またやろうねって(笑)。」
【世界記録が出るかどうかは分からないけど その日の自己ベストを目指す】
──「団地の子供」は異色な曲ですね、全体の勢いとは違う聴かせ方になっていて。
真島「うん。」
──しかも、前半と後半を折り返す位置に曲があって。
真島「アナログではね、そこでA面が終わるんですよ。」
──そして、「ホッテンダー」でB面が始まる。いい流れですね。
真島「うん。」
──あと、「涙の俺1号」で《アポロ11号》《鉄人28号》が出てきて、「チェリーとラバーソール」では《昭和を埋めた》という歌詞が出てきたりと、昭和を記したような曲があったり。
甲本「そして、団地が出てくる。」
──まさに昭和の風景が挟み込まれていて。アームストロング、オルドリン、コリンズなど宇宙飛行士の名前とか。
甲本「子供の頃、印象的だったんですね。ちょうど物心付き始めたころだから。」
──アポロは11号だし、鉄人は28号だし。
甲本「俺は1号だし(笑)。だって俺2号はいないもん(笑)。」
──そんなアポロ計画もありながら、「団地の子供」では宇宙の果てから飛んできたというレコードを聴くわけですから。
真島「うん。」
──いったん飛んで、またぐるっと戻ってきて。
真島「いいスケール感ですね。」
──宇宙レベルのスケール感ですね。アルバムタイトルは“YETI vs CROMAGNON”ですけど、これまでとはちょっと違う響きになっていますが。
甲本「そうですね。一番の目論みとしては、このタイトルがツアータイトルにもなるんですよ。ツアーポスターにこのタイトルが書いてあると、興味ない人でも観たくならないですか? どっちが勝つんだろう? ルールは?…とか。金網かな?とか(笑)。街にこのポスターが貼ってあったら、ちょっと観に行ってみようかなって。子供の頃に銭湯に行くと、いろんなポスターが貼ってあったんですよ。プロレスのポスターで“アブドーラ・ザ・ブッチャー 対 ジャイアント馬場”って書いてあると、すごく観たくなったんですよ。あと映画のポスター。『サンダ 対 ガイラ』とか『ガメラ 対 ギャオス』とか。“○○ 対 ○○”ってポスターにあると、あぁ観たいなって。」
──何かと何かがぶつかることでワクワクするんでしょうね?
甲本「そこに不確定な何かドラマが起きるわけじゃないですか。それが一番いいですね。勘違いしてライヴを観に来てくれないかな、格闘好きが。一応、大雑把なルールは決まっていて、マヨレスなんです(笑)。マヨネーズを全身に塗りたくってヌルヌルの状態でやる。会場は基本、ビアガーデン(笑)。」
──泥レスじゃないんですから(笑)。今回のアルバムには、ライヴが楽しみな曲、ライヴでの表情を観たい曲が多いです。
真島「なるほど。」
甲本「CDやレコードの通りではないです。インドカレー屋みたいなもんですよ(笑)。毎回ベストを尽くしますけど。その日の自己ベストを。世界記録が出るかどうかは分からないけど、自己ベストは目指します。」
──その日、その日のベストを味わってもらう?
真島「やりますよ。」
──マーシーさん、初日の1曲目の緊張がとてつもなく大きいって話をされてましたよね?
真島「初日の1曲目で燃え尽きますから。そこで全ての力を出し切るんです。あとはゾンビになって全国を回る(笑)。」
──そこで出し切らないと力が分からないですからね。どのぐらいまで自分がいけるんだろうって。
真島「そうですよ。ペースを保とうって考えたらダメなんです。そこで一気に、それまでの緊張感と、自分の中でのツアーの期待感、喜び、感動、感情を爆発させるんですよ。で、燃え尽きてゾンビ(笑)。ツアーが終わるまでゾンビ(笑)。」
取材:岡本 明
(OKMusic)
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