2012-09-20
【NoGoD】誰も言わなくなった時期だからこそ“立ち上がれ”と言い続けないといけない

アルバム『現実』を発表して以降、ライヴ三昧だったNoGoD。約1年振りに届けられるニューシングルも、やはりライヴ仕様のナンバーだ。そんな新作のことはもちろん、次のビジョンについても語ってもらった。
──ニューシングル「STAND UP !」は、会場限定シングル「LOVE?」がありましたが、正式音源としてはアルバム『現実』後初であり、約1年振りの音源となるわけですが、次のビジョンを描くのにそれだけの時間が必要だったと?
Kyrie 時間がかかったことに関しては、ずっとライヴをやってたってことが大きいかな。
団長 7月にライヴDVD(『THE 10TH ATTACK LIVE TOUR 2012 THE 10TH GAME -FINAL-』)を出したんですけど、そっちに重点を置いていたってのはありますね。あと、単純にライヴが楽しかったんですよ。ツアーも楽しかったし。
──『現実』がライヴ仕様でしたしね。
団長 もう手応えが全然違いましたね。お客さんとの一体感がグッと増したというか。そのクオリティーをどう上げていくかってことを考えてました。今回のシングルはもともとあった曲だったし、俺たちのモードがライヴだったので、“この曲が一番ライヴで映える”って感じで選ばれたシングルなんですよ。結局、『現実』の延長線上のものになってしまうんですけど。
──そのモードが次のアルバムにも引き継がれる?
Kyrie 「STAND UP !」は会場限定シングルの時に書いた曲なので、当時のライヴでやって楽しい曲を作ろうとしていた、その一環で作ったものになるんですね。でも、そんな意識で曲を書くのは、そこでおしまいかなって。次のアルバムは…もちろん、そういう要素は大きくあると思うんですけど、何も意識しないで作っていこうと思っています。“こういう雰囲気の曲をやっていこう”って作っていくんじゃなくて、“こういう音楽をやりたい”っていうものを作っていくというか。
──では、「STAND UP !」がリフで攻め込むシンプルなバンドサウンドなのは、ライヴを意識してこういうアレンジに?
Kyrie 最初からこういう曲だったよね。
団長 うん。こういう曲をやりたかったんですよ。我々はメタルバンドというか、大きな括りの中でのロックバンドなので。俺は音楽のカッコ良さに優劣はないと思ってるので、こういう音楽もカッコ良いってのを見せたかった…どうやら『現実』のリード曲だった「神風」の評判がいいみたいなんで、“またああいう曲をやるんだろうな”って思われている裏をかきたかったのもありますけど(笑)。“今回はシンプルなのね”みたいな。
──ギターソロは弾きまくってますけどね。
団長 ソロまでシンプルにすると手抜きに思われるからでしょうね(笑)。
Kyrie そんなことないよ(笑)。俺の中では「STAND UP !」もメタルだし。やっぱり気持ちがメタルなんで、何をやってもメタルになるんですよ。カップリングの「ハレルヤ!」も純然たるハードロックになるはずだったんですけどね。
──「ハレルヤ!」はL.A.メタルだなと(笑)。
団長 あー、まさにそうです。狙いどころはそこなんで。
Kyrie 「ハレルヤ!」は今年に入ってから書いた…デイヴィッド・リー・ロスがヴァン・ヘイレンに復活したからでしょうね(笑)。
──「Panama」のように弾けてますからね(笑)。あと、「STAND UP !」の歌詞ですが、『現実』以上にメッセージ性が強いですよね。
団長 サウンドが直球なんで、歌詞も直球にしようってのはありましたね。パンチのある言葉でメッセージをいかに簡単に伝えるかって。で、今一番言いたいことを書く。個人的には、まだ支援中というか…3.11の震災の後、いろんな方が“ひとりじゃない”とか“立ち上がろう”っていう曲を作ってましたけど、1年が経って誰もそういうことを歌わなくなったじゃないですか。それって嫌だなって。もちろん、それが音楽をやる全ての理由じゃないんですけど、自分の中では何も終わってないし、まだ何も始まっていない人もいっぱいいるわけで…別に震災のことだけじゃなくて、いろんなことに当てはまるようには書いてますけど、やっぱり“立ち上がる”って大変だと思うんですよ。そういうことを誰も言わなくなった時期だからこそ、言い続けないといけないなって。
──「ハレルヤ!」の歌詞も前向きですよね。
団長 「STAND UP !」と違った方向ではあるんですけど、伝えたい内容は近いですね。俺は“止まない雨はない”とか“明けない夜はない”って言葉が結構好きなんですよ。使い古された言葉なんですけど、使い古されるぐらい使う理由があると思うんですね。最近は“側にいるよ”や“会いたかった”っていう恋愛の歌ばかりだし…あんまりそういうのが好きじゃないんで、俺は。だから、ベタな歌詞を書きたいなって。曲がそうだったので。聴く人が聴けば、完全にL.A.メタルじゃないですか。恥ずかしいぐらいにクサい歌詞を書きたかったんですよ。
──タイトルは“ハレルヤ”ですが、歌詞は“晴れるや”だし(笑)。
団長 意味は完全に変えてます(笑)。基本的に英語は使いたくないので、いかに日本語英語でコーラスっぽくできるかってところで。
──そんな今作ですが、どんなシングルができたという感じですか? 通常盤にはNoGoDのディープな面が出た「奈落」も入ってますが。
Kyrie どういうシングルかって言うと、“この3曲でシングルになりました”ってだけなんですよ。早くライヴでやりたい…ライヴの本数も多かったのもあって、どんだけ『現実』を引っ張っているんだって思ってたんで(笑)。早く新しいことをやりたいんですよね。
──リリース後にワンマンツアーが控えてますが、それは『現実』の延長線上のものではなくなると?
Kyrie まったく変わってくるんじゃないですかね。まだ何をやるかは考えてないですけど…。
団長 「STAND UP !」はすでにライヴでやっているんですけど、やるたびに変わってきているので、ワンマンツアーでは看板曲になるぐらいに育っていると思いますね。で、残り2曲に関しては、ワンマンツアーで育てたいと思ってます。
取材:土内 昇
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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