2013-07-22
【SPYAIR】SPYAIR はこれだ! 3年間の集大成

「サクラミツツキ」「虹」「現状ディストラクション」とハイペースでシングルを発表し続けたSPYAIRが、待望のアルバム『MILLION』をリリース。バンド史上最高傑作と呼べるアルバムが誕生した。
バカなタイトルだけど、大きな夢を見ちゃう感じがロックバンドっぽい
──アルバム『MILLION』の制作はツアー前から?
UZ「去年の10月から始めてました。アルバムに向かって走りたかったので、まず、設計図を作ったんです。アルバムは全11曲で、1曲目はこうで2曲目はこうでって考えて、それに向けて作っていった感じです。当初は12曲の予定で、最終的にバランスを見て11 曲になりましたけど。トータルタイムも、なるべく40分くらいにしたいとか、細かくこだわりがあって。」
──どうしてそういう作り方を?
UZ「このバンドにとって3枚目のアルバムって、すごくいい時期だと思ったんです。というのは、3枚目ならまだまだ新人のつもりでやれるし、20代最後の作品になるというのもあるし、これまで出した2枚の経験もあって、楽器をやってきて10年というキャリアもある。そう考えていったら、このタイミングってすげぇ作品が作れるんじゃないか! って。だから、このアルバムに対する思い入れは、作る前からすごく強かったです。それに今はダウンロードとか、アルバム単位ではなかなか聴いてもらえない時代なので、だからこそ徹底的にアルバムということにこだわった作品を完成させたかった気持ちもあります。」
──そういった、このアルバムに対する気持ちは、メンバーのみ なさんも同じように思っていた?
KENTA「メジャーデビューが決まった頃から、UZはメジャーの3枚目はすごいものになると言ってて、俺らもその熱量にどんどん引き込まれていましたね。」
IKE「実際に3枚目が大事だというのは、よく言われてることだし。そういう話は以前から会話の中で自然と出てきていたから、個々に意識はしていましたね。」
MOMIKEN「普段から、3枚目は野外ライヴをやってるようなスケール感のあるアルバムにしたいとか、集大成的なアルバムにしたいとか、そういう話をずっと聞いてました。その上で、紙に書いた設計図を見せてもらったんですけど、それを見た時に全てが腑に落ちたというか…。UZがずっと言っていたことが、見事に反映された設計図だと思った。例えば、1曲目は過去のSPYAIRの曲でいうとこういう系統だとか、すごく具体的に書いてあったから、全体がかなり見渡しやすかったし、制作もすごくやりやすかったですね。」
──“MILLION”というタイトルですが、これはやはりミリオン ヒットを目指すということで?
IKE「あ、やはりそう捉えますか(笑)。もちろん、そういう願いも込めているのは確かです。でも、ジャケット写真を見ていただければ分かってもらえると思いますが、100万人の観衆を目の前にして野外ライヴをやっているような、そういうスケール感のイメージなんですよ。」
UZ「実は、そんなに深く考えて付けてなくて。もともとはアルバムの曲を作り始める時、パソコンのフォルダー名に付けたものだったんです。」
KENTA「でも、自然と次は“MILLION”でしょ!って。」
UZ「確かにCDが売れないと言われているこの時代に、アルバムタイトルを“MILLION”と付けるなんて、すげぇバカだなと思いますよね。でも、そのバカさ加減というか、そういう大きな夢を見ちゃう感じが、いい意味でロックバンドっぽいと思っています。」
IKE「それに歌って、人から人へと必ず届くものだから。自分たちがメジャーデビューしてから3年間積み上げてきたものが、100万人の心に届かないとは思っていないんで!」
──1 曲目の「OVERLOAD」からすごくテンションが高くて、 ヤバいアルバムが始まるぞ!という雰囲気がありますね。
UZ「実は設計図を書く前にすでに2?3曲作ってて、「OVERLOAD」もその中のひとつでした。勢いで押し切るような、単純にカッコ良くて、止まらず進み続けるみたいなロックサウンドをイメージして。それで1 曲目は絶対にこれだ!と。」
──歌詞が宣戦布告っぽい。
MOMIKEN「ここから始まるんだ!という気持ちが伝わるものを、アルバムの1曲目にしたかったし、ライヴの1曲目になるようなものにもしたかった。」
UZ「実際にこの前のツアーで1曲目にやったし。」
──「Winding Road」もツアーでお披露目済みですね。
UZ「これはインディーズの頃に作っていた曲で、レコーディングしたこともあったし、ライヴでも何度かやったことがあったので、知ってるファンは知ってると思います。いろいろに広がっていく可能性を感じていたので、リリースするタイミングをずっと見計らっていて、今回のアルバムに込めた気持ちも含めてこのタイミングだと思って。歌詞やアレンジはほぼ変えずに、新たにレコーディングしました。」
MOMIKEN「歌詞は、すごくストレートなラブソングを書いています。「Winding Road」の歌詞は、当時から変える必要がないと思ってて。それに何年もやってる曲なので、今さら歌詞が変わるほうが、逆にしっくりこないですしね。」
IKE「この歌詞で頭に入ってるんで、変わったら覚えられないです(笑)。でも、こうして歌ってみて、当時を思い出す部分もあるけど、今の自分たちに通じる部分もすごく感じました。」
KENTA「当時は単純に技術が追いついてなくて、演奏するだけで精一杯だったと思うし。今より早くても遅くてもベストで録ることはできなかったと思います。今やって良かったと思える曲のひとつですね。」
──「Supersonic」はハイパーなサウンドで、ライヴの盛り上がりが想像できますね。
UZ「すげぇ楽しいと思いますね。単純に気持ちいいとか踊れるとか、そういうイメージで作りました。」
MOMIKEN「歌詞もより音楽的というか、言葉で遊びながらサウンドの一部になるようなものにしたいと思って。だから、深いメッセージは込めていないんだけど、音とひとつになって楽しんでもらえると思いますね。」
──UZさんが歌ってるわけですが。
UZ「俺の声ってエフェクターの乗りがいいので、いろいろ使えるんです(笑)。それにこういう違う声が入ると、アルバムとして聴けるものになりますよね。同じ声が11曲続くのは、やはりちょっとしんどくなると思うので。」
IKE「俺は楽でいいですよ。歌うところは少なくて済むし、ライヴでは横で騒いでるだけでいいんで(笑)。ライヴでやったらどうなるのか?って、すごく興味がある曲ですね。」
やさしく温かい曲で耳を休めて また頭から何度も聴いてほしい
──「STAND UP」はゴリゴリのロックナンバーで、SPYAIRの新しい一面だなと思いました。
UZ「唯一、設計図外だった曲です。本番のレコーディングの前に全曲を通して何度も聴いた時、何だかしっくりこないところがあって。グッと心を掴まれるようなものが、もうひとつ足りないと思って、最後に急遽作ったんです。SPYAIRって歌優先で作ってきたところがあるけど、これは思い切りギターのリフに寄せていて、歌も楽器の一部という考え方で作りました。アルバムの中に、こういう曲もあってほしいなって。」
──ノリがポイントの曲なので、演奏が難しそうですね。
KENTA「実際にすごく難しいんですよ!」
IKE「それに、アルバムで唯一4人の音だけで構成した、すごくバンドらしい曲なんです。サウンドでシビれたっていうベクトルでいうと、一番はこの「STAND UP」ですね。出来上がった瞬間、“うわ?、カッコ良い!”って。俺らが昔憧れたロックバンドたちが鳴らしていたような音を、現代の自分たちの技術と現代のレコーディング環境で録ったら、こういうものになるんだ! って。すごくドキドキしました。」
UZ「俺らが聴く音楽の趣味も、実はどんどんこういう方向に寄ってきているんです。だから、そういう意味では、自分たちの未来につながっていく一曲じゃないかって思います。」
──ハードな曲がある一方で、温かいナンバーもあるのがSPYAIRの魅力で。「雨上がりに咲く花」は浮遊感のあるサウンドで、東京の街の情景が描かれていて、中でも《帰りたい 帰れない》というフレーズが印象的でした。
MOMIKEN「僕らは愛知県が地元で、今東京にいるけど、だからと言って地元への愛情を忘れたわけじゃないし。もちろん帰りたいと思う時もあるけど、東京も楽しいというのもあって。何かそういう、さまざまな想いが込められています。」
IKE「分かるな?。この曲はアルバムの中でも一番感情がカオスなんです。答えがないというか、分からないという感情のまま曲が終わっていくんです。「現状ディスクトラクション」を筆頭に、現状打破をテーマに掲げるSPYAIRの中では、ちょっと変わったタッチの曲だと思います。」
UZ「コード感も他の曲とはまったく違っているんです。ちょっとオシャレ感みたいなものもあると思いますね。」
──そして、ラストの「16 And Life」はアコースティックテイストの温かいナンバーですね。
MOMIKEN「毎回アルバムには自叙伝的な曲を入れたいと思ってて、それで作った曲のひとつです。俺が音楽を始めたのがちょうど高校1 年生の時で。そこから今まで走ってきて、その道のりを振り返って感じた、いろいろなことを歌っているんです。もしも何か後悔を抱えているんだったら、次に進むためにそれを許してあげて、またここから歩んでいこうと。」
IKE「16歳の頃の自分にタイムスリップしちゃう時もあるし、親の顔がフッと浮かんでもくるし。サビで《こんな僕を 許してくれる》ってあるんですけど、そこがすごく気に入ってて。地元とか親とか、やさしい人の存在を思い描かせてくれるし、誰でもそういう人に許されて生きてきた経験があるからこそ胸に響くと思う。自分に対して、一回紐をゆるめてもいいかなって思わせてくれるような、安心感を与えてくれる曲ですね。俺自身も、そういうやさしくて温かい人のことを思って歌いました。あと、ピアノとかアコースティックのサウンドなので、ひと休みしてまた1曲目の「OVERLOAD」につなげられるんじゃないかなって思います。」
UZ「アルバムってやっぱり何度も聴き返してもらいたいじゃないですか。最後に「16 And Life」のような温かい曲で締めると、落ち着けるし、耳も休まるし、だからまた最初に戻りたくなるんじゃないかと思います。」
──この3年間の集大成を目指して制作した作品ですが、今後のSPYAIRにとってはどんなものになるんでしょう?
IKE「3年間積み上げてきて得た、SPYAIRはこれだ!というものを、この『MILLION』に詰め込みました。これがSPYAIRの代表作と呼ばれるものになっていくと思うし。これでひと区切りというか、ひと幕を終えたみたいな。」
──次から第二章ということ?
MOMIKEN「というか、これがあれば今後は何をしても大丈夫なんじゃないかと思うんです。これがSPYAIRです!というものなので、これがあるからこそ、むしろ違うことに対して勇気を持ってやれるんじゃないかなと。」
KENTA「プレーヤーとしても、いち個人としても、本当にそうだと思いますね。例えば、何年後かにこれを聴いたとしても、きっとすぐに今の気持ちに戻れると思うし。」
──何年か経っても、SPYAIRを聴くなら、まずこのアルバムからでしょう!というものになったと。
UZ「そういう自信はあります! でも、アルバム単位での美学にこだわるのは、これが最後かな。そういう意味で区切りかなって。次はもう少し楽に作りたいですね。だって設計図を作って、自分たちガチガチに縛って作るなんてね…(苦笑)。」
IKE「こういう作り方を一生って言われたら無理だよね。」
UZ「でも、最高の作品ができた満足感はすごくあります!」
取材:榑林史章
(OKMusic)
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