己龍/曼珠沙華

日輪

己龍


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『曼珠沙華』収録

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  • 覗き込んではケタケタ嗤う
    ぴーちくぱーちく 雲雀宛ら

    囀るだけの脳

    どの面ぶら下げて減らず口を叩く?
    嗚呼、ただ喧しい

    それはそれは高く それはそれは遠く
    決して手の届かぬ彼方から
    白く焼けた種子を孕むその痛みは
    在りもせぬ罪悪感

    ぐちゃぐちゃぐちゃと掻き混ぜて
    べちゃべちゃべちゃと搔き混ぜて

    形が無い 形が無い 「私」が無い

    「私以外の誰かが私の中に入り込んでガタガタと吐かす
    繕いの私は継ぎ目の伱間から内側を掻き混ぜられて
    在りもしない形に弄ばれて今日も独り俯いている。」

    それはそれは深く ただ限り無く近い
    決して手を下さぬ…何方様?
    黒く残る滓を悼むその痛みは
    在りし日の罪悪感

    どの面ぶら下げて減らず口を叩く?
    嗚呼、ただ煩わしい

    見下し叫ぶ 眩しい悲鳴
    砕けた心を さぁ、召し上がれ
    あれよあれよと群がる中に
    誰かに良く似た誰かを見た

    膨らむ腹の蟲の声に気が狂れそうで
    あやす為と嘯き私を喰わせた

    「私を殺す為」

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