ありふれた愛で誤魔化すの?

少しでもいい、そばで同じ夢を
見たいと願った手紙

真夜中過ぎに鳴り響くメロディ
知らないメモリーから
突然のコール

今すぐ会いたいと
初めてで聞きなれない
貴方の飾らない言葉

ずるいよ、このままじゃ
帰り方も忘れて
貴方だけしか見えなくなりそう
いつか、そういつか私を
あなたの一番にしてくれますか?

知らない香り、残したまま
眠る貴方にまた寄り添う
ねえ、気づいてるよ?
特別になれないこと
「それでもいいの」は強がりで

眠ったふりをして
彼女との電話を
聞きながら呟いた
「私じゃだめなの?」
涙も流れないくらい
辛くて…

今夜も貴方の腕の中、溢れる
愛と嘘と優しさに包まれて

朝が来ればいつもみたいに
私残して彼女を迎えにいく?

傷つけられること
一人捨てられること
忘れられることでさえ
全部全部、慣れたし
大丈夫だって思ってたのに…

ずるいよ、このままじゃ
帰り方も忘れて
貴方だけしか見えなくなりそう
朝が来ても強くだきしめたままで
キスして離さないよ?

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