眠り続ける棺の中で 呼吸すら出来ずに
刻んだ痕と薔薇の名前を 指先で重ね合わせる

彼は云う
‘人は気高く無垢な者であれ’と
魂を受け継ぐ者へ

目覚めたらそこは何もかもが楽園で
生きる意味知らされるだろうか

交わし続けた誓いも朽ちて
終焉の空見上げ
落とす涙も無慈悲な声も
腐敗して灰へと変わる


神は云う
“生かす価値の無いこの世界なら絶望を与えてやろうか”


凍える荊と薔薇に浸食されて還る事も出来ない
私を呼ぶ声はまだ遥か(遠く)
過ぎ去る季節は脳裏を霞めて翳す掌の
光はまだ掴めぬまま


幾度と繰り返す見果てぬ夢でさえ
訪れる終末に抗いもせず


人は皆口々に同じ言葉を繰り返す
魂を支配するものよ


どれだけ無数の薔薇と無償の愛で包んだとしても
変わる事なく解けない
冷たく白い手首から流れる幾つもの朱は
やがてその形を変える

薔薇に浸食されて還る事も出来ない
私を呼ぶ声はまだ遥か(遠く)
過ぎ去る季節は脳裏を霞めて翳す掌の
光はまだ掴めぬまま

 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   Metamorphaへのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴