LADYBUG

変わらない平行線上の毎日に鬱
振り返れば人生晴天なんて嘘
甲斐性なしに弄ばれたまま
気まぐれ衝動に身を委ねて愛を買う

持て余した自我の先　熱を帯びたコンタクトレンズ
現の世界で艶めく身体を夜にばら撒いて

sweet little devilでmonsterな
棘のあるstripなladyです
見せかけの富に溺れながら　息をしてる
天の邪鬼tasteは容赦は無く
多彩な財をお召してるgentlemenに
香り立つ正体を見破れまいとドレスに泥を差す
機械的感美　悪質なテクスチャー

フラストレーション、バグを抑える欲望に
クラクション、ブレーキ、アクセルを交互に使う

あざといと知りながら瞬く視線は涙目
毒を刺す蜘蛛のように手広く張った糸に触れて

sweet little devilでmonsterな
棘のあるstripなladyです
魅惑の果実をどうぞ召しませ　気の済むままに
天の邪鬼tasteは容赦は無く
多彩な財をお召してるgentlemenに
歓喜と快楽をその身体で病みつきになって

プラスとマイナスのフレーズが交差するトリップ
ビターかつスイートな摩擦が交互に揺れる
スリルをカスタムして症状増した悦
事終えて空虚と失態に嗚咽をもらす

私欲の代償とは釣り合いの取れないバッドエンディング
それでも愛求めて美徳を振り翳して謳う

sweet little devilでmonsterな
棘のあるstripなladyです
真珠の涙を飾り付けて　溢れるほどに
天の邪鬼tasteは容赦は無く
多彩な財をお召してるgentlemenに
魅惑と誘惑の爪を立てて唇濡らす
ネオンが成る街　路地裏は涙
朝靄に消えて夕闇吸い込む