枯れゆく花はなぜ美しくこの目に絡みつくのだろう
凍り付く感覚はもう既に覚悟を決めていた

次の晴れた昼下がりに何も持たずに出掛けよう
凍り付く足元はもう既に行き先を決めていた

誰も彼も終わりへと向かってんだ
ほらね 今も何処かで壊れた

切なく揺れる影を見つめても僕には何もできないから
せめて花びら散らす風としてその目に触れていたいよ

言えなかった“愛してる”を閉じ込めて

「理性」「犠牲」よく似た顔をして
ほらね 今も何処かで壊れた

切なく揺れる影を見つめても僕には何もできないから
せめて花びら散らす風としてその目に触れていたいよ

言えなかった“愛してる”を閉じ込めたまま
二人はなぜ明日に背を向けた

切なく暮れる空を見つめても僕には何もできないから
こんなにも遠い世界で二人は同じ空を見つめたまま

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