2014-04-14

PENICILLINが22年目の初挑戦! ツアーファイナルでオーケストラと共演!

 約3年ぶりのオリジナルアルバム『瑠璃色のプロヴィデンス』をひっさげたPENICILLINの全国ツアー“SPRING TOUR 2014 瑠璃色のプロヴィデンス”が、4月12日(土)にZepp DiverCity Tokyoでファイナルを迎えた。

 昭和の歌謡曲のエッセンスを取り入れたメロディとPENICILLINならでわのハードで振り切れたサウンドをぶつけ合わせたアルバムの新曲たちは、ライヴでさらに強力に研ぎすまされていた。存在そのものがグラマラスなHAKUEI、ダイナミックで華のあるプレイで自由自在にギターを操る千聖、ストイックでパワフルなビートを叩き出すO-JIRO、多彩なベースプレイで長年、彼らのサポートを務めるHIROKI。百戦錬磨のライヴバンドとして第1線に立ち続けてきたPENICILLINサウンドの魅力がいたるところに散りばめられたステージは、結成22周年を迎えたバンドの存在感と同時に変わることのない勢い、ロックバンドだからこそのスリルと色気を感じさせてくれた。

 そして、アンコールでは22年目の初挑戦。ミラーボールが回る中、アルバムの1曲目を飾るバラード「少年の翼」がオーケストラをバックに演奏された。驚きと喜びが混ざった大歓声の中、HAKUEIが最初のフレーズを歌うとオーディエンスからは拍手が沸き起こった。春を感じさせる温かな曲でもあり、PENICILLINのヒストリーとも重ねあわせて聴くことができる曲のドラマ性をさらに際立たせる演奏が忘れがたい景色をつくり出した。

 感動の中、そのまま大ヒット曲「ロマンス」のオーケストラヴァージョンへとなだれこんだのもスペシャル! 盛り上がりの中、ダブルアンコールへと突入し、ステージを去ってもPENICILLINを求める声は鳴りやまず、「お台場! まだ帰さないぞ! 朝まで行くぞ!」と煽り、トリプルアンコールでは予定になかった3曲を演奏。全23曲を披露し、約3時間にわたった熱いライヴは幕を閉じた。なお、この日の模様はFC先行でDVDとしてリリースされることが決定している。

■【セットリスト】
SE ツァラトゥストラはかく語りき/リチャード・シュトラウス(2001年宇宙の旅)
M1 イナズマ
M2 記憶の固執?融けゆく時間?
M3 幻想カタルシス
M4 秘蜜のデザート
M5 プリンセス アカデミー
M6 ファンタスティック・ファンタジー
M7 LOVE DRAGOON
M8 バラ
M9 優しい声
M10 限りなき夢 限りある春 闇を彩り 満ち欠ける月
M11 シリウス
M12 聖・MARIAN HURRICANE
M13 快感∞フィクション
M14 Justice
M15 Rosetta
M16 天使よ目覚めて
?EN 1?
M17 少年の翼
M18 ロマンス
M19 Quarter Doll
?EN 2?
M20 Imitation Queen
?EN 3?
M21 FOR BEAUTIFUL MAD HUMAN LIFE
M22 Desire
M23 Fly

PENICILLIN オフィシャルHPはコチラから

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