2019-12-07

みのりほのか、沖縄遠征2 DAYSライブ。

11月30日と12月1日の2日間、みのりほのかは沖縄GーShelterで行われたイベント「『LIVEリミット!』~鈴木麻友「Vitamin」レコ発記念全国ツアー 沖縄編」へ出演するために、11月29日の早朝の便で一路沖縄へ。前日入り??というのはわかりますが、なぜ早朝の便??。ここからは、みのりほのかの沖縄道中記をお届けします。

ツアー初日の行動記。

沖縄県の那覇市に足を運ぶのは、MV「宇宙人だ」のMV(https://www.youtube.com/watch?v=A5PiDEEBHwQ)と「ムーンウォーク」のMV(https://www.youtube.com/watch?v=wR3M9hyqh0I)の撮影以来となる3回目。「宇宙人だ」のMVは冒頭が渋谷駅前の風景であり、ゲームセンター内での撮影が多いだけに、あまり沖縄感がない。じつは、みのりほのかを宇宙から償還するベントラーのシーンやゲームセンター内の映像は、沖縄県は北谷市にあるアメリカンビレッジ内で撮影している。「ムーンウォーク」の街を俳諧する映像も沖縄県はコザ市のライブハウスや街中で撮影。どの場面も、言われなければ何処にでもある風景として見えてくるように、沖縄ロケの意味が見当たらない??。でも、その不明さに突っ込んではいけない。何故なら彼女は、ラスタァ(Lucky.Special.Tanoshii)星からやってきた宇宙人。「宇宙人だ」のMVにも冒頭にアダムスキー型の円盤が映し出されているように、東京←→沖縄との短い距離など、彼女にとっては散歩みたいなもの。

みのりほのか一行は、朝8時羽田発の便で一路沖縄ヘ。「そこはUFOに乗ってではないのか」「エスパーなんだからテレポーテーションはしないのか」という突っ込みはやめていただきたい。何故ならみのりほのかは、我々人間と一緒に行動を共にすることから、あえて苦労の道を選択してくれたのだから。加えて、早起きが超苦手なみのりほのかは、徹夜というエネルギー量がEmptyすれすれの状態で空港入りしたように、エスパーの能力を使うほどのパワーが残っていなかったのも理由としてあったこと。
初日は、みのりほのかの鋭気を養うことを理由にオフ日にしていたことから、最初からエネルギーを減らしていたのもらしいところ。つまり、沖縄に着いてからエネルギーをチャージさせようという狙いもあったと言うわけだ。

 那覇空港に着いてすぐに、一行は国際通りへ。目的は、ステーキ。そう、肉を食らってパワーとスタミナを付けようという狙いだ。お昼にがっつりエネルギーを補充したところで、ホテルへチェックイン。数十分と短い休息時間を入れて、次の行動へ…の予定が、みのりほのかと、彼女のパートナーとしてお供をしたオヌトゥさんの二人が一向にロビーへ降りてこない。なんと二人、ベッドで横になったとたん寝落ちしていた。

多少出発を遅らせながらも、まずは、目的の一つとしてあった琉球衣装を身につけてのスタジオ撮影へ。民族衣装に着替えた彼女は、まさに見目麗しい琉球美女の姿へ。夏に韓国公演を行ったときはチマチョゴリ姿を披露。今回の沖縄では琉球衣装を身につけたように、このシリーズは今後も続くと予想される。
その撮影を終え、続いて首里城へ。この場所は、最近悲しい出来事に見舞われた場所。だからこそ、沖縄県民たちのパワースポットへ、さらにパワーを注ごうと彼女は足を運んだというわけだ。もちろん訪れた以上はと、現状見れる場所を散策。とある池で鳥たちに遭遇したみのりほのかは共に戯れようとしたのだが、なんと、鳥におしっこをかけられるという、とんでもないハプニングに。彼女自身「とんでもないさぁ」「びっくりしたさぁ」と驚きの声を上げていた。

その後、夕食も兼ね、「宇宙人だ」のMVの撮影場所となった北谷市にあるアメリカンビレッジへ。中にあるDragon Palaceという巨大な龍が鎮座するゲームセンターを再訪。そこでは、水槽に飼われていたウーパールーパーと2年ぶりの再会も。みのりほのか本人は喜んでいたが、当のウーパールーパーは無反応だったこともお伝えしたい。
さらに、みのりほのかが、ターミネーターのようなポーズで降臨した場所を訪れ、あのときと同じポーズをするなど、MVを撮影していた頃を懐かしんでいた。そのときに、突然インドの魔神がみのりほのかへ降臨。憑依した(隣の)インド人へ導かれるままに、みのりほのか一行はカレーを食べ、お腹いっぱいになったところでホテルへ。

その後、みのりほのかは何時ものようにSHOWROOMでの配信を行ない、翌日のライブのために早めに就寝。改めてライブへ向けてのエネルギーを蓄えていった。

ツアーの2日目の騒動記。

2日目は、沖縄で2日間行うライブの1日目。一行はお昼過ぎに集合。会場となる沖縄GーShelterへ。

 舞台の前にはベントラー(宇宙人を招く祈り)をしながらみのりほのかを呼ぶ観客たちの姿が。その儀式と不思議な音色(SE)に呼ばれたみのりほのかが、舞台へ償還。観客たちの放つ「宇宙人だ!!」の声を上げ、いきねり熱を持った空間を作りあげ、ライブは幕を開けた。
みのりほのか初沖縄公演は、彼女のプロフィールを物語るように「宇宙人だ」からスタート。エナジーを濃縮した楽曲を介し、みのりほのかは地元の観客たちや遠征組の人たちを洗脳。「みんなぁ、はいさーい」の声も愛らしい。彼女は、触れた人たちの意識を現実から遠ざける不思議な歌の能力を振りまきながらフロア中の人たちを煽り続ける。次第にみのりほのかの下僕と化し、声を上げて騒ぐ観客たち。最後はおなじみ「宇宙人だ」「だっだっだっだっだっ」のナチュラルリヴァーブのやり取りも登場。「宇宙人だ」は、ここまで一緒に参加してこそ完成する楽曲だっだっだっだっだっ。
続く「もしかしてエスパー」でも、みのりほのかはデジタルなポップチューンを通し、観客たちの意識をそのまま銀河の彼方にある惑星へワープさせてゆく。彼女は不思議な歌の力で観客たちをどんどん洗脳。フロアからは、「うっほい」と熱い声も飛び交い続ける。彼女も高いテンションのまま、ハイパーな速度で進むパワフルなステージングを魅力に観客たちをどんどん巻き込んでゆく。「あなたのことだけを守ってあげたいの」「俺もー」の掛け合いも最高だ。お馴染みスプーン曲げの場面では、「はいさい~っ」といとも簡単にスプーンを曲げた様を見て、初めて体験する人たちが驚愕の視線を向けていたのも印象的だった。「もしかして、もしかして、もしかしたら」の歌詞ではないが、彼女は本当にエスパー?と思っている人たちも相応にいたろうか。もちろん、彼女はエスパーです…というか、ラスタァ星人にとってエスパー能力は常識ですから。後半には、フロアへサークルが誕生。何時ものライブと同じ熱狂の世界が、そこには生まれていた。

「みなさん、はいさーい」の愛らしい挨拶。MCでは「宇宙人だ」と「ムーンウォーク」のMVを沖縄で撮影すれば、改めてその地へ足を運んだエピソードも語っていた。

 続いて届けたのが、ピンクレディーの公式カバーソングの「UFO」。お馴染みの振りを観客たちと一緒に行ないながら、気持ちを一つに盛り上がる。「地球の男に飽きたところよ」「俺もー」のやり取りも、何時もの風景。みのりほのかと一緒に「UFO」と叫びながら踊る観客たちの姿も微笑ましい。その熱狂ぶりに触発されたのか、それまで身体をウズウズしながら見ていた観客たちも、何時しかその輪の中へ次第に加わっていた。みのりほのか自身は地球の男に飽きたところ?かも知れないが、沖縄のアイドルファンや遠征組は、間違いなくみのりほのかに熱い興味を示していた。

みのりほのかは、エレクトロでスペイシーなディスコュージック「DISCOTIC MARZ」を披露。会場を一気に妖しいディスコ空間に塗り替えてゆく。彼女もドナ・サマーを降臨させ、セクシーで妖しいダンスを通し、観客たちを挑発。その挑戦的な姿勢に触発され身体を揺らし、一緒に心地好さを覚えてゆく人たちも。今宵のみのりほのか、かなり切れ味鋭い切れっ切れのダンスを描きながら、観客たちと気持ち一つに、この会場をスペースディスコへ塗り替えていった。この日は「宇宙人らしさを」テーマに、華やかに銀河を巡るパーティを描きだしたみのりほのか。沖縄初登場のライブは、なかなか刺激的だったったったったった。
 最後にみのりほのかは、「わたしは多面体」を届け、何時ものようにフロア中の人たちをウキウキとした緩い宴の中へ導いていった。愛らしい表情を見せながら、彼女は笑顔の光をフロア中へ乱反射してゆく。フロアから飛び交う「うっほい」の熱い声。みのりほのかは、狭いステージ空間とはいえ、その中を自由にスペースウォークならぬスペーススキップをしながらはしゃいでいた。銀河を越え、次元さえも飛び越え、彼女は熱狂を存分に味わい尽くしていった。みのりほのかにとって今回の沖縄でのライブは歴史を刻み続けた歩みの中では小さな一歩かも知れない。でも、みのりほのか自身にとっては大きな一歩になったのは間違いない。

 その後、みのりほのかは沖縄まで遠征してくれた愛すべき仲間たちと一緒にオフ会を開催。ライブ後にみのりほのかファンたちが、国際通りに集結。一行は、「シーサーに色を塗る」ことを楽しむ「手作り工房」で色付け体験を行うことに。お店に並んであった素焼きのシーサーへ、各自が自由に色を塗って自分だけのシーサーを作りあげることが、この工房で体験出来る楽しさ。、参加した人たちも個性的な色付けをしていたことから、みのりほのか自身が一人一人の作品を見ながら、つねに刺激を受け続けていた。それもあったのか、 みのりほのかはピカソを降臨させ、時間ギリギリまで色付けしながらシーサーを描きあげていた。オフ会参加者の方のプロ職人並の腕前には、みのりほのかも感嘆の声を上げていたほどだ。

その後、みんなで国際通りを散策しながら、沖縄民謡を楽しめる食事処へ。そこは、30分ごとに沖縄民謡ライブを生で味わえる場。まずは、うっちん茶を頼んだみのりほのかを囲んで乾杯へ。先に伝えておきますが、彼女は一切呑んでいません。彼女は、沖縄遠征へ参加してくれた勇者たちと一緒に、この日の行動を振り返りながら和気あいあいと会話を繰り広げてゆく。みんなと楽しい宴を続けてゆく中、生演奏の時間へ。そこで、嬉しいサプライズが…。みのりほのか一行が、「すいっ、すいっ」とつねに楽しげに合いの手を入れていたことや、たまたま結婚したばかりのカップルがお店に来店していたことから、演奏者の方が「誰か「涙そうそう」を歌いませんか?」と呼びかけたところ、ファンたちの推薦もあり、みのりほのかがステージに立ち、奏者の演奏に合わせ「涙そうそう」を歌うことに。時々歌詞カードもちら見しながらとはいえ、彼女は堂々と「涙そうそう」を歌いあげ、お客さんたちから拍手喝采を浴びていた。
オフ会でも、無邪気にはしゃぎ続けるみのりほのからしく、宴の場でも彼女が中心となって参加した仲間たちと笑顔で交流。ファンたち全体の流れを和やかに持っていく方や、マイペース&マイワールドで楽しむ方、それ以上に独特のマイペースぶりを発揮する方など、みのりほのか自身が気心知れた仲間たちばかりという安心感の中、とてもほのぼのとした時間を過ごしていた。
そんな超和気あいあいしたひとときを過ごしつつ、最後に、前日にみのりほのかが民族衣装を着て撮影をしたチェキを、みんなでルールを持った中で共有しながら、沖縄初日公演の幕は終了。
ホテルへ戻ったみのりほのかは、さっそく、この日の模様をSHOWROOMを通し、楽しく配信していました。

ツアー3日目の炸裂記。

 最終日となった12月1日は、ファンのみんなと「波の上ビーチ」へ集合し、ライブ前に波の上うみそら公園で決起集会という名のオフ会を実施。ファンたちと、どっかのCMのように波際の浜辺を「あはは」「うふふ」とたわむれる様を楽しめば、足を海に浸しながら、みんなで水遊びに興じしていた。さらに、近くにあったお寺をみんなで散策。顔をはめるパネルでファンと一緒に楽しみながら、ふたたび、ライブハウスへ。

会場となったのは、前日と同じ沖縄GーShelter。沖縄2日目のライブは、愛らしさをたっぷり振りまきながら「ViViVi VINU$」からスタート。フロアから飛び交う「ビビビビーナス」や「スイッスイッ」という掛け声。あえて声を「スイッスイッ」と沖縄バージョンへ変えて煽る観客たち。これも、前日に遠征した人たちがみんなで集まり、ライブを盛り上げようと決めたこと。このやりとりを通し、これからの遠征ライブでは、各地の言葉を取り入れ煽るスタイルが定着しそうだ。
続く「ムーンウォーク」では、みのりほのか自身が「ポオッ」の掛け声を「さぁ!!」と沖縄バージョンにアレンジ。フロアからも、終始「スイッスイーッ」と声が飛び交っていたのも印象的。間奏では、お馴染みムーンウォークも披露。沖縄のライブハウスの床は滑りやすかったようで、滑らかな動きを見せていたことも伝えておこう。終盤には、地元ファンたちも巻き込んでのスリラーダンスも登場。この日もみのりほのかは、しっかり会場中の人たちを、自分の世界へ引き込んでいた。
「ジェラシックガール」では、フロア中の人たちと一緒に「うっほっ」と声を上げながら、みのりほのかは原始のパワーを用いて会場にいた人たちの心を野生に戻してゆく。いつもの「ディア」の掛け声を「シーサー」と変えて叫ぶ観客たち。突如ジェラシックな世界へシーサーを登場させてゆくやりとりも、沖縄を舞台にしたライブらしい風景だ。最後に、みのりほのかとファンたちが一緒にシーサーの顔真似をし、太古からシーサーを甦らせていたところも粋な演出だ。
最後にみのりほのかは「キラキラ☆ギャラクシー」を披露。フロアから「うっほい」「すいっすいっ」「いーやーさっさぁ」の掛け声が飛び交えば、銀河色のサイリウムが輝きだす。みのりほのかが、彼女のファンたちが、沖縄だからこそ生み出せるノリ方を通し特別な空間を作りあげていった。これも、2日連続の地方公演だったからこそ作り上げられた独創的な一体感。フロアから飛び交う「すいっすいっ」の熱い声に触れていると、胸が熱くなる。まさに、みのりほのかとファンたちが心を一つにしたライブが、そこには描き出されていた。

その後、みのりほのか一行はお土産を購入がてら国際通りを散歩。夕食を食べたうえで、二泊三日に及ぶ沖縄のライブの旅を、たくさんの思い出を作りながら閉じていった。余談だが、最終日の食事で坂本プロデューサーが生ものを食べ、お腹の中で暴れ回る菌を囲い込み、東京へ持ち帰り。翌日にお腹を壊すという悲劇を経験したそうだ。

みのりほのかは、12月17日にUnplugged Full Album「Cream」を発売すれば、同日には、三軒茶屋GrapeFruitMoonを舞台にアコースティックなスタイルによるリリース記念ワンマン公演も行う。こちらのライブにも足を運び、今度は大人なムードでみのりほのかのライブを味わっていただきたい。

TEXT:長澤智典

みのりほのか Web
https://www.hvt-inc.com/minorihonoka/
みのりほのか twitter
https://twitter.com/honoka_minori7

★インフォメーション★

【CD情報】

【タイトル】Cream
【発売日】2019年12月17日(火)
【価格】¥3,000(税込)
【レーベル】harvest records
【販売元・発売元】株式会社harvest
【企画品番】HVR-0007
【収録曲】
1.きっとはじめは
2.ムーンウォーク
3.恋してタイムマシン
4.わたがし
5.とおまわり
6.クッピーラムネ
7.ガチャ★ガチャ
8.ハウス・オブ・フード
9.ざしきのあのこ
10.星の光は何年前
11.キラキラ☆ギャラクシー

【Live情報】

【日時】2019年12月17(火)
【タイトル】みのりほのかUnplugged Full Album『Cream』発売記念ワンマンライブ
【会場】三軒茶屋GrapeFruitMoon
【時間】OPEN 18:30 START 19:00
【出演】みのりほのか/サポートミュージシャン:TEPPAN/安田絵夢
【料金】前売¥2,500 当日 ¥3,000 1D代

【日時】2020年1月12日(日)
【タイトル】みのりほのか&サリー合同生誕祭〜サリー宇宙へ行く〜
【会場】DESEO mini with VV
【時間】OPEN 10:30 START 10:45(予定)
【出演】みのりほのか/サリー(事務所犬)/今泉怜 from NECRONOMIDOL/ラストクエスチョン/ネムレス/桐原ユリ/美広まりな/鈴音ひとみ/ユキノユーリ/るなっち☆ほし/原宿眠眠/黒猫は星と踊る/ヒカリキミヲテラス/andmore
【料金】前売¥2,500 当日¥3,000(1D代別¥600)

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