2023-05-10
Sirius、Empressのメンバーらもゲストで参加。FullMooN、11周年単独公演を開催!!

最新アルバム『Dear...』を手に、FullMooNが結成11周年記念公演「FullMooN11周年記念ワンマンライブ Dear...』を、4月22日(土)に渋谷GUILTYで行ったオープニングアクトで、SiriusとEmpressも登場。
11年間という歩みを一つ一つ改めて噛みしめるようになんて言葉は、彼女たちには似合わない。何時の時代の経験も、そのときの自分たちを輝かせるための糧にしてきた。何時、どの時代の楽曲を歌おうと、すべて今のFullMooNの色として昇華し続けてきた。11年前も、5年前も、1年前も、その時代のFullMooNが歌えば、それは"今を生きる"FullMooNの音楽になる。
序盤に演奏した『青い月』『Time limit』『存在証明論』と、過去と今のFullMooNを彩る曲たちを同一線上に並べて聴きながら、そんな風に感じていた。最新アルバムに収録した『Time limit』『存在証明論』が生き生きとしているのは、もちろん。冒頭を飾った『青い月』にも、貫祿という鎧を身につけた今のFullMooNの姿がしっかりと生きていた。いや、最新アルバムの曲ですと言われてもおかしくないくらい、今のFullMooNの存在感と匂いが、そこにはあった。
ゲストにEmpressのagehaが、登場。彼女がヴォーカルを担い、ねねがフロアの最前列で観客になって披露したのが、『世界に一つだけのパーリナイツ』。FullMooNの中でもひと際ポップでキャッチーな楽曲を、歌い手を変えて届ける遊び心を発揮。観客たちの中にまみれ、拳を振り上げフロアで騒ぐねねの姿も強烈なインパクトを放てば、間奏で、えれんがギターのピックアップに光線銃を当て、次々と観客たちをなぎ倒してゆく場面も、ライブではお馴染みの景色だ。
片思い恋愛少女漫画の世界を具現化。甘酸っぱい10代の頃の淡い恋模様を綴った『花火』で見せた、キャッチーな姿。『花火』に登場していた女の子が、20代に成長。続く『日常』も、ねねの同棲願望??が炸裂したラブリーなポップチューン。いつもは暴言吐きまくりの姿を見せるねねの中にある妄想が大爆発、とても乙女浪漫した一面を、このブロックでは見せていた。
この日のFullMooNは、彼女たちのライブを長年支えてきた曲たちを、最新アルバムに収録した曲たちと組み合わせる形で次々と披露していた。しかも、ところどころにEmpressとSiriusのメンバーらをゲストに迎える形で、ライブは進んでゆく。
Siriusのあにゃがギターで参加。ツインギターで届けたのが『Paradigm』。冒頭から2本のギターが絡みあう。激しくもダークでシンフォニックな表情を見せる楽曲に、ゴリゴリな演奏を繰り広げるあにゃを起用したところが嬉しい。ツインギター編成だからこそ、ここでは、改めてえれんのリードプレイの妙味も味わえた。
伸びやかなえれんのギターの旋律から、スタート。新曲の『イデア』で勇壮な姿を示し、フロア中から数多くの拳と野太い声を導き出せば、立て続けにぶつけた『サバイバル』では、フロア中にヘドバンの景色を作り上げ、観客たちとバチバチにやりあっていた。メンバーらの挑発する歌や演奏に、ガチンコでぶつかりあう大勢の観客たち。メンバーと観客たちが一緒に身体を大きく波打たす景色こそ、FullMooNのライブに似合う姿だ。
ここで、デビュー時期から歌い続けてきた『ステージ』を披露。まるで、ライブのクライマックスのような心地好い解放感と、ハートフルな空気が場内中を包み込む。気持ちと気持ちでぶつかりながら熱狂を生み出す体感的な姿も嬉しいが、彼女たちにギュッとハートを抱きしめられる歌も、4人に甘えられる気持ちになれれば、この瞬間だけは幼き少年少女に戻れるのが嬉しい。
ここで、FullMooNのワンマン公演ではお馴染み、邪悪将軍による毒(トーク)コーナーへ。ここではプレゼント大会などを挟み、ライブは中盤戦へ。
『Dear...』のMV内でも着ていた、純白の衣装に身を包んだメンバーたちが登場。ライブは、アルバムの冒頭を飾った『Dear...』からスタート。ハード&スリリングな演奏の上で、ねねの感情的な声が響き渡る。とてもヒリヒリとした歌と演奏だ。心を痛く揺さぶる熱狂が、この空間には生まれていた。続く、感情的な歌始まりの『癒えない傷隠したまま笑う君は僕に似ている』でも、心を掻きむしるねねの歌声に、気持ちが焼けつくような切なさと痛みを覚えていた。
Empressのみつきが、ゲストで登場。ふたたびツインギター編成になったFullMooNが演奏したのが、『Reset』。2本のギターがリフを刻む姿に胸が熱くなれば、挑むように雄々しく歌うねねの声に刺激を受けた大勢の人たちが、拳を突き上げ、思いをぶつけていた。
この日のライブは、本当に華やかだ。オオムロヤーマンのテーマ曲『OMY』の演奏に合わせて、フロアに姿を現したのが、伊豆は大室山から降臨したプロレスラーのオオムロヤーマン。彼は敵対するレスラーとフロアのど真ん中でバトル。いきなりライブハウスのホールがプロレス会場に変貌。雄々しい楽曲に乗せ、オオムロヤーマンは、観客たちを蹴散らしてフロア中で戦えば、途中から舞台の上に戦いの場を移し、最後にしっかり3カウントを取って勝利していた。続いて披露した『オレンジビーチ』も、伊豆の温泉街の目の前に広がる伊豆オレンジビーチのテーマ曲。この曲では、ねねと観客たちが共に「オレンジ」と歌いながら、手にしたタオルを一緒に大きく振り回し、無邪気な少年少女に戻ってはしゃいでいた。ねねの手にしたタオルが、いまいちまわっていなかったのも、ご愛嬌だ。
次に披露した『From満月團』は、満月團(ファン)たちから公募した言葉だけで歌詞を組み上げた楽曲。歌詞は、満月團の度合いが深い人ほど楽しめる、ファンたちのFullMooNへの愛が、言葉のすべてからたっぷり伝わってくる内容。この曲、これからメンバーたちと満月團との絆を、さらに深く心で結び合うだけではなく、ライブでも熱情一体化した景色を生み出すオラオラな楽曲になりそうだ。
ここで、SiriusのMiwaがゲストで登場。ふたたび、ねねがフロアに。観客たちとの「ワンマン」「楽しいな」のやりとりに続いて披露したのが『Broadway』。Miwaがくるくるまわりながら歌う姿に合わせ、フロア中の人たちとねねがくるくるまわり続ける。ねね、よっぽどFullMooNのライブを自分の目で見たかったのだろう。喜々として楽しんでいた姿も印象的だった。
ライブは、ここから一気にラストへ向けて駆けだした。『Trust』を通して、ふたたび熱狂のアクセルペダルを勢い良く踏みし出したメンバーたち。続く『shut out』では、メンバーも観客たちも荒ぶる気持ちをぶつけあい、数多くの拳の山を作りあげていた。互いが、本気で求めあい、一つに繋がりあう熱狂の景色が、そこには確かに生まれていた。
最後に、互いの関係を喜びで分かちあうように、FullMooNは『絆』を届けてくれた。お互いの絆を確かめあうのではない。この場に来た時点で、FullMooNとの絆が結ばれているのは、みんなわかっている。だからこそ、仲間たちどうしで作りあげたこの楽しさを、また次のライブでも分かち合おうよと約束を交わすように、彼女たちは最後に『絆』を届けてくれた。
ねねの、支えてくれるみんなへの素直な愛の告白を受け、アンコールでは、アルバム『Dear...』でも最後を飾ったバラードの『alive』を演奏。FullMooNを愛してくれる人たちへの感謝の気持ちと愛おしい思いを綴った曲だけに、ねね自身も、感極まりながら歌っていた。ときにおちゃらけたり、ファンいじりをしてゆくのも、ねねらしい照れ隠しの行動。だからこそ、素直に本心をぶつけられる『alive』を、ねねが、メンバーたちが、思いのすべてを込めて届けていた。
でも、しんみりして終わるのはFullMooNらしくない。やはり最後は、みんなで弾けてこそ。SiriusとEmpressのメンバーも迎え入れ、最後の最後にFullMooNのライブを熱狂で支え続けてきた『しゃむちゃら』を演奏。熱情マーチングビートから、楽曲はバーストしたパーティーロックへ変華(化)。フロア中の人たちと一緒に、まわしたタオルをぶつけあうなど、わちゃわちゃとした景色を作りあげ、大騒ぎしながらライブの幕を閉じていった。
PHOTO:越智雅也
TEXT:長澤智典
セットリスト
1.青い月
2.Time limit
3.存在証明論
4.世界に一つだけのパーリナイツ
5.花火
6.日常
7.Paradigm
8.イデア
9.サバイバル
10.ステージ
邪悪将軍のプレゼントコーナー
11.Dear...
12.癒えない傷隠したまま笑う君は僕に似ている
13.Reset
14.OMY
15.オレンジビーチ
16.From満月團
17.Broadway
18.Trust
19.shut out
20.絆
-ENCORE-
21.alive
22.しゃむちゃら
SNS
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https://twitter.com/FullMooN_tw
https://twitter.com/FullMooN_live
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DIR EN GREY / 『「楓」~if trans…~』
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「惨劇の夜」のオリジナル版はそもそもCDシングルやアルバム未収録で、ベスト盤にも収録されておらず、映像作品『「楓」~if trans...~』にのみ収録されているためサブスク配信はありません。代わりに歌詞が変更された「霧と繭」は、ミニアルバムMISSAに収録されているためサブスクなのでも聞くことが出来ます。
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Mrs. GREEN APPLE / 『青と夏』
Доброго времени суток, коллеги!
Сегодня хочу затронуть тему, которая долго меня увлекает — что посмотреть в Китае.
Эта держава с многовековой историей и культурой открывает массу потрясающих
мест, которые стоит изучить. Поделюсь своими наблюдениями и эмоциями,
которые, надеюсь, будут полезны и интересны.
Если говорить о must-see, то трудно обойти вниманием Великую китайскую стену — воплощение силы и стойкости, восхищающий своими масштабами и потрясающими
пейзажами. Кроме того, нельзя
не отметить Запретный город в Пекине —
истинный архитектурный шедевр, где каждый элемент наполнен древней историей.
Эти [b]достопримечательности[/b] олицетворяют дух нации
и наполняют невероятной энергией
путешественника.
В заключение хочу отметить, что Китай — это страна, где любой обнаружит что-то
особенное: от бурлящих мегаполисов до
мирных старинных деревень.
А как вы считаете? Какие места в
Китае создали на вас самое сильное воздействие?
Будет интересно услышать ваше мнение
и рассказы!
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