Moran/堕落へと続く偏愛の感触

堕落へと続く偏愛の感触

Moran


word: Hitomi music: Soan

『堕落へと続く偏愛の感触』収録

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  • 無口になるのは退屈なせいではなくて
    上辺で埋める必要のない時間だから
    取り違えを生むより
    言葉を選べずにいる方がいい

    雨の日は雨のせいにして 部屋に篭って
    晴れの日は眠気のせいにして 腕を剥がさず
    夢と現にも 境を見失うくらい
    絶えず此処に在ることを望んでいる

    鍵を掛けた悪趣味な この幻想を
    いつか曝け出せるなら その時はきっと
    「余裕」が羽のように生えてくるとして
    それでも此処に撃ち落とされるのだろう

    無力になるのは必然な事ではなくて
    どこかでそう望まれてると 気付いているから
    理性を捨てないまま
    僕らは堕落する

    インクとなり染み入るは 別れ際の目
    視線を外す早さを 寂しく数えて
    「安堵」が嘘みたいに剥がれ落ちるよう
    何度も此処に撃ち落とされるのだろう

    無口になるのは退屈なせいではなくて
    上辺で埋める必要のない時間だから
    無力になるのは必然な事ではなくて
    どこかでそう望まれてると 思いたいから
    恥ずべき事に塗れて 常闇から出ずに
    足場の無い未来へと
    僕らは堕落する

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