蟻と砂糖

疲れ知らず歩くどれだけの距離だろうと目標を定め一直線です
それにおける努力惜しむ事はないです
それがあなたです

何を考えているのかは 分かりたくても無理です
おそらくそれは本能です あなたが生き抜く為の

最低だ 甘い匂い求め あなたはまるで蟻のよう
最高な 味を求め今日も 私を置き去りにします

ゆっくりと静かに布団に潜り込んで
決まり事のように軽くハグをする
起きてたの？って言うあなたの神経とか
もう気にならない

あなたの事は分かってると 思うけど分からないよ
時折見せる弱い顔は何を意味しているのか

最低だ それでも構わない あなたが帰ってくるなら
最大で 半日だけはいい 朝には帰ってきてほしい

優しい時がほんのたまに あるからもうやるせない
悲しい時がほとんどでも 私にはそれが砂糖

最低だ 甘い匂い求め あなたはまるで蟻のよう
最高な 味を求め今日も 私を置き去りにします

最低だ 半日じゃ済まない それから何日も経って
最悪だ あなたはムシャムシャと アリクイに食べられました