2024-02-13

ガールズロックバンドEmpress リリースニュース

最新シングルの『Rain』には、けっして逃げることなく、Empressに人生を費やすんだと覚悟を決めた思いを、大恋愛に置き換えて書きました。


メンバーが変わることで停滞してしまうのか、躍進のための進化にしてゆくのか…。昨年9月、EmpressにLeA(Vo)とマリー(B)が新たに加入した。2人とも3代目になる。バンドは、2019年7月に始動。4年強の歩みの中、ヴォーカルとベースだけが変わり続けてきた。正直、それが躍進にはまだ変わっていない。でも、バンドのポテンシャルを高めるうえで、それが進化へ繋がっているのは間違いない。

バレンタインデー当日に当たる2月14日(水)、Empressはビターな刺激を持った最新シングル『Rain』を発売する。現在のメンバーとしては、第一弾作品になる。収録した『Rain』『花蝶風月』『Believe in the way』は、以前からライブで鍛え上げてきた曲たち。それらを、新たな体制でブラッシュアップした。このたび、表題曲になる『Rain』について、メンバーが言葉を寄せてくれた。


『Rain』

みつき シンセサイザーも使ったハードロック曲を作りたいと思って手がけたのが、『Rain』です。歌詞は、大人の大恋愛に見えますけど。バンド活動を続けてゆくのに苦しさを覚えていた時期の思いをぶつけています。この曲を書いた当時は、気持ちが苦しかったし、バンド活動から逃げ出したい気持ちもありました。でも、けっして逃げることなく、Empressに人生を費やすんだと覚悟を決めた思いを書きました。わたしにとっての恋人がバンドだから、歌詞を書くうえでも、恋愛に置き換えやすかったのもありましたね。

マリー ハードロックを軸にしながらも、イントロの軽快なシンサセイザーの音のインパクトも含め、とてもポップな曲調というのが、わたしの印象です。でも、中盤以降、ヘドバンしたくなるくらいに重い演奏も入ってくるなど、『Rain』には、1曲の中へ多彩な表情を持った曲調が入っているから、聴くたびにいろんな発見があるし、聴いてて飽きないです。

LeA 初めて『Rain』を聴いたときから、わたし「一番好きな歌かも知れない」と思いました。わたし、アニソンが好きでよく聴いているから、こういう曲調が好きという理由もそこにはあるんでしょうね。『Rain』も、アニメのオープニング感のある楽曲だし、ノリがめちゃめちゃ好きです。
歌詞も、みつきの言葉のセンスがすごく良くて。しかも、気持ちに刺さるんですね。2サビの歌詞はとくに秀逸で、好きな部分。ただ、実際に歌うときは、歌詞に込めた切なさや苦しさをどう表現しようかいろいろ試行錯誤もしました。それこそ、アニソンのようにメロディアスでアップテンポな曲を、どれだけ聴いた人の胸をしめつける歌にしていけるのか。そのベストを見つけ出すため本当に試行錯誤をしたうえで、今の歌い方にたどり着きました。
 『Rain』のMVは、人生初体験になりました。ぜひ観てほしいのが、傘を差している場面と、ビルの屋上で雨に濡れながら歌う外での撮影シーン。撮影日は外の気温が4℃。しかも風が吹いててめちゃめちゃ寒いんですよ。その環境の中、降らせた雨を浴びながら撮りました。撮影中は、意地でも表情には出さなかったけど、撮影中以外は、ずっと寒すぎてガタガタ震えていました。そんな苦労もありつつ、でも、すごく楽しいMV撮影になりました。

いおり 『Rain』は疾走感のあるテンポの速い曲だから、ドラムを叩いててすごく楽しいです。ライブ中のお客さんのノリも良いから、いつも活き活きとした気持ちや表情でプレイしています。途中、ヘドバンをしてゆく部分も出てくるなど、いろんなドラマチックな展開もしていきます。なので、どう楽曲へノリやすい表情をつけるか、バスドラのタイミングからスネアの叩き方までベストなノリをいろいろ考えたうえで、今のプレイを作りあげました。試行錯誤も多かったぶん、わたし自身が勉強になった楽曲でした。


 Empressは、2月17日(土)に吉祥寺CRESCENDOで、『Rainリリース記念ワンマン ~Be with hopeful Rain~』と題したワンマン公演を行う(ゲストでSiriusも参加)。この日は、Empressの持ち歌を全曲披露。さらに、現体制として初の新曲の演奏や、メンバーのパートチェンジ演奏、女帝たちの私物プレゼントコーナーを用意。他にも、会場に足を運んだ人たちだけが楽しめるシークレットな企画も用意している。 この日のライブに向けた思いも、メンバーの言葉を借りてお伝えしたい。


みつき この時期に全曲披露ライブをやることが、今のEmpressにとっては大事だと思い、今回の「全曲+新曲披露」という形を取りました。既存の曲たちの中へ新曲を加えることで、「今の私たちの気持ちはこうだよ」と伝えていけますからね。さらにこの日は、パートチェンジや、女帝からの私物プレゼントなど、いろんなコーナーを用意しています。せっかくのワンマン公演ですから、いろんなEmpressの面を見せながらお客さんたちに楽しんでほしいんです。パートチェンジ(いおり(Vo)・マリー(G)・LeA(B)・みつき(Dr))は、私たち自身もすごく楽しみながら、今、練習をしています。それと、当日に来た人だからこそ楽しめることも用意しているから、それも楽しみにしていてください。


 新たな歩みを記し始めた第三期Empress。彼女たちが、どんな歩みをEmpressの歴史に綴るのか。楽しみに見続けていきたい。


TEXT:長澤智典


私たち自身が今、未知の世界へ飛び込み続けている日々。ほんと、今しか見れない、今しか作れない、Empressの持つ温度感をぜひ味わってほしいし、その熱い温度を一緒に作りあげたいです。

 バレンタインデー当日に当たる2月14日(水)、Empressはビターな最新シングル『Rain』を発売する。昨年9月、EmpressにLeA(Vo)とマリー(B)が新たに加入。新体制後、初の作品になる。先日、表題曲『Rain』の詳細を発表。今回、C/Wに収録した『花蝶風月』『Believe in the way』について語ったメンバーの言葉が届いたので、改めて『Rain』に込めた気持ちを記したうえで、C/W曲たちについての思いをお伝えしたい。


『Rain』

みつき シンセサイザーも使ったハードロック曲として手がけたのが、『Rain』です。歌詞は、大人の大恋愛に見えますけど。バンド活動を続けてゆくのに苦しさを覚えていた時期の思いをぶつけています。この曲を書いた当時は、気持ちが苦しかったし、バンド活動から逃げ出したい気持ちもありました。でも、けっして逃げることなく、Empressに人生を費やすんだと覚悟を決めた思いを書きました。わたしにとっての恋人がバンドだからこそ、恋愛に置き換えて伝えました。


『花蝶風月』

みつき 『花蝶風月』が生まれたのがEmpress活動初期、『渚』と同じ時期には生まれていました。当時、ライブで何度か演奏していましたけど。あの頃の自分たちでは、楽曲の持つクオリティを上手く形に出来なかったから、一度、封印しました。それを再開したのが、前ヴォーカリストのAgehaが加入した時期。彼女の歌声に渋みもあったことから、「この声質と、今のバンドのレベルなら『花蝶風月』を求める形に出来るかも知れない」と思い、改めてリメイクし、今の和風テイストの楽曲に仕上げました。歌詞も、Agehaが改めて作成。春夏秋冬、四季を巡る中での感情の変化を表現。その想いを、今の体制で受け継ぎました。

マリー 『花蝶風月』は、ベースラインがめちゃめちゃ動く曲。フレットの上で指がずっと踊っている感覚があるくらい、弾いてて一番楽しい楽曲です。もともと付いていたベースラインを、わたしなりにアレンジ。「ここにいきたい」という気持ちのまま自分の指と感覚がフレットの上で遊んでゆく楽曲です。 

LeA この曲は、抑揚した歌声の表情を強く求められれば、ライブでも歌詞がしっかり聞き取れる歌い方をした楽曲。『花蝶風月』はストーリー性を持った歌詞だからこそ、物語や、その中に込めた思いをしっかりと伝えたかったんですね。それこそ、水が流々と流れてゆくような。そんな感覚で歌や曲を耳にしていたら、あっと言う間に楽曲が終わっていた。そこを意識して歌いました。

いおり わたしも和風テイストの楽曲が好きで、『花蝶風月』も疾走感があるから、叩いててすごく楽しいです。この曲は、ドンドンパンっという印象的なイントロのリズムから始まります。だから、お客さんの耳にも印象深く残るなと感じています。ただ、手足のコンビネーションが難しく、自分にとって挑戦的な面もありました。結果、聴いた人たちを曲の世界観へと引っ張っていける、曲調と歌詞を大切にした演奏をしています。


『Believe in the way』

みつき 『Believe in the way』を初めて披露したのが、2023年7月に行ったEmpress結成4周年公演のときでした。この時期に、前ベースが卒業。「みんなが落ち込むことのないように。私たち自身、この先も前向きに進んでいくから、これからも一緒に前を向きながら進んでいこうよ」という気持ちを伝えたくて『Believe in the way』を作りました。歌詞には、思いを真っ直ぐに書いています。曲や歌詞を作っているときは、いろんな思いが込みあがり、本当に泣きながら作っていたくらい、汗と涙と魂の結晶となった楽曲にもなりました。

マリー 『Believe in the way』は本当にポップで、キャッチーで、明るい印象を与える楽曲です。だけど、その中にも切ない印象も与えてゆくんですね。「切ない、でも前を向こうとなる。だけどやっぱし切ない、それでも前を向こうとしてゆく」ことを繰り返しながら、最後は元気になって終える。とくに曲の表情の切り換え部分に強く印象を与えたかったので、得意のスラップも中へ加えました。

LeA 『Believe in the way』の歌詞は、本当にストレート。自分の心情にすごくマッチしていたから、気持ちを強く込めて歌えています。『Believe in the way』の歌詞の中で一番大事なのが、「僕らは1つ」のワード。ライブ中、ファンの人たちもジャンプしながら、「僕らは1つ」の部分で指を「1つ」のポーズにしてメンバーへ向けてくれます。その光景を見るたびに嬉しくなる、本当にライブで一体感を作れる楽曲です。

いおり 『Believe in the way』は、ファンのみんながジャンプしながら楽しんでいる楽曲。みんながジャンプしやすいノリを、スネアを鳴らして作れるようにと毎回心がけています。ライブでは、お客さんたちも一体感を持って楽しんでいますし、メンバーもジャンプをしながら弾いたり、舞台の上でふざけあったりしている。だからわたしも、HAPPYさを全開にこの曲を叩いています。


 Empressは、2月17日(土)に吉祥寺CRESCENDOで、『Rainリリース記念ワンマン ~Be with hopeful Rain~』と題したワンマン公演を行う。この日は、Empressの持ち歌を全曲披露。さらに、現体制として初の新曲の演奏や、メンバーのパートチェンジ演奏、女帝たちの私物プレゼントコーナーを用意。他にも、会場に足を運んだ人たちだけが楽しめるシークレットな企画も用意している。この日のライブに向けた思いも、最後にお伝えしたい。


みつき この日、全曲披露に加えて、現体制として初となる新曲も披露します。新曲には、今のメンバーだからこその色が濃く出ているから、その曲こそが、これからのEmpressの色を押し出した最初の楽曲になります。

マリー 2月17日のワンマン公演は、わたしとLeAちゃんにとっては生まれて初めての経験。いおりちゃんも、ワンマンにハーフ出演はあっても、フル出演は今回が初になります。CDも、3人(LeA・マリー・いおり)は初音源になります。私たち自身が今、未知の世界へ飛び込み続けている日々。ほんと、今しか見れない、今しか作れない、Empressの持つ温度感をぜひ味わってほしいし、その熱い温度を一緒に作りあげたいです。



TEXT:長澤智典


Empress new single 「 Rain 」 MV FULL


●リリース情報 

Empress「Rain」
発売日:2024年2月14日
発売元:Zillion mode production
品番:ZMR-032
価格:1,650円(税込)
1. Rain
2. 花蝶風月
3. Believe in the way

各店舗予約受付中(予約特典有り)
TOWER RECORDS ONLINE
https://tower.jp/item/6238871/Rain
Diskunion
https://diskunion.net/metal/ct/detail/1008769538

●タイアップ情報 

『Rain』
◆テレビ朝日「~なぜここにいるの?~ごみ物語」2月度エンディングテーマ
テレビ朝日<関東地区> 毎週木曜日26:13~放送

『Believe in the way』 
◆KFB福島放送「シェア!」
2024年2月度エンディングテーマ
https://www.kfb.co.jp/tv/share/
毎週月曜~金曜
第2部 18:15~19:00

●ライブ情報

2024/02/17(土) 吉祥寺CRESCENDO
『Rainリリース記念ワンマン ~Be with hopeful Rain~』
Open: 17:30 / Start: 18:00
前売 4,000(Drink別)/ 当日 4,500円(Drink別)
会場販売前売りチケット / PassMarket予約 / バンド取り置き予約
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/026wter6k2f31.html


Empress Twitter
https://twitter.com/Empress_tw
ジリオンモードプロダクション Web
https://www.zillionmode.com/

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