2013-12-16

【the pillows】約1年半ぶりの全国ツアーが大盛況のうちに幕!

 結成25周年期間に突入したthe pillows。12月14日、Zepp Tokyoにて約1年半ぶりとなる全国ツアー“TOUR 2013 LOSTMAN GO TO CITY"最終公演を大熱狂で終了した。

 24年間休むことなく活動してきてきたthe pillowsだけに、ファンにとって活動休止明け、待望のツアーとなったこのツアー。全ヶ所即日ソールドアウト、最終公演はまさにプラチナチケットとなり、開演前から会場は熱気に溢れていた。

 “LOSTMAN~"と名付けられた、レコ発ではないこのツアーは、毎回隠れた名曲普段なかなか披露できない楽曲が中心となるツアー。今回のツアーもそんな楽曲を中心に、しかも久々のツアーだけにファン盛り上がり必至の名曲も組み込まれ、1曲目からアンコールまで途切れることのない熱気が続いた。

 モッシュを呼ぶ“White Ash"でスタートすると、2曲目に15年前のシングル“NO SELF COTROL"、激しいロックナンバーを立て続けに披露したあとにちょっとしたサプライズが! 6曲目の“都会のアリス"でミュージックビデオに参加したキッズダンサーが登場し、アリスとトランプマンに扮した二人がヴォーカル山中を挟んでキレキレのダンスを披露。可愛くかっこいいダンスで会場をさらに盛り上げる。

 そして、まさに隠れた名曲“ウィノナ"などラブソングでグッと心を掴むブロックを経て、このツアーの為に準備された新曲“About A Rock'n'Roll Band"を披露。25年のロックバンドの心意気がそのままでた勇気を呼び起こすロックナンバーである。その後、24年の誕生日にリリースされたシングル“ハッピー・バースデー"で会場は感涙。“Sleepy Head"や“POISON ROCK'N'ROLL"、ラスト “Ready Steady Go!"では“バスターズ"の大合唱が巻き起こる。これぞロックバンド!な印象を強力に残し本編が終了した。

 アンコールの幕開けはライブでの一体感の代名詞のような名曲“Blues Drive Monster"、さらにこれもイントロから盛り上がり間違いなしの“WAITING AT THE BUSSTOP"でアンコールを締めるが、当然のように会場の拍手が鳴りやまない。ダブルアンコールはピロウズのそしてファン全てのバンドソング“ハイブリッド レインボウ"! 休止明けの2013年、そして紆余曲折あった24年のラストを強い意志を見せつけて終幕を迎えた。

 ステージに一人残った山中は“24年色々つらいこともあった。でも音楽とロックを信じることで乗り越えてこれた。誰にお礼を言っていいかわからないので君たちにお礼を言うよ、ありがとう"と思いを観客に伝えた。いよいよ本格的に25周年期間に入る2014年にむけ熱い演奏と思いを確実に届けたライブ。25年目のthe pillowsが楽しみだ。


■トリビュートアルバム 『ROCK AND SYMPATHY -tribute to the pillows-』

2014年2月26日発売
AVCD-38831/¥3,150(税込)

the pillows オフィシャルHPはコチラ

(OKMusic)


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