忘却の彼方に指し示すのは
誰も知らない海の底で

踏みにじる足音 塞いでいた
目を瞑れば忘れられた
その度に季節は流れていった
臆病なこの心を急かすように

いつかの悲しみが粉雪のように
降り重なり とても綺麗で

マリンスノウ
もう少しこの世界を構成する
一部としてでいい 存在していたいよ

砂埃舞い隠された小さな光よ
そこに居て変わらないままで ずっと

一つの痛みを覚えたなら
一つ何かを忘れていく

息も止まるほどの風景に溶けて
瞳閉じて意識は深く底へ

マリンスノウ
もう少しこの世界を構成する
一部としてでいい 存在していたいよ

砂埃舞い隠された小さな光よ
そこに居て変わらないままで

ほら見てごらん世界は
まだ汚されてなんかいない
ただ少しだけ濁り過ぎただけ
さよならじゃない
約束は変わらずに生き続けていくから

マリンスノウ
もう少しこの世界を構成する
一部としてでいい 存在していたいよ

砂埃舞い隠された小さな光よ
そこに居て変わらないままで

変わらないままで

美しいままで

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